むくみ 解消の大きな魅力
どのパンフレットにも書いてあるのだが、「商品ファンドは下げ相場でもチャンスがあります」と謡っている。
確かに書いてある通り株式の信用売りと同じように下げ相場でも利益を上げるチャンスはある。
しかも、株の信用売りとは違い、商品相場は遥かに自由度が高く、売りで利益を上げる機会は多い。
しかし、チャンスがあることとファンドのリターンが間抜けではリターンに反映されないことをしっかりと覚えておこう。
もちろん「私は商品ファンドに投資してみたい」って人には反対はしないのだが、ここでも自分のお金の投資先がどこでどのように運用されてどんなリスクがあるのかはしっかりと理解しておこう。
投信の項でも書いたが「白金(プラチナ)はこれから世界で需要が増え続けるのではないか」と思えば白金中心で運用するファンドを買うとか、「金に興味がある」って人は金の組み入れ比率が高いファンドで運用すべきだ。
ここでも「プロが運用する」って言葉に惑わされるのではなく、ある程度は自分なりの経済見通しを養っておこう。
ご存知の方もいると思うが、ここで「ドルコスト平均法」なるものを紹介しておこう。
これは、株でも債券でも、あるいは金でも購入する際に有効な手段の一つである。
具体的には「毎月、二疋の決められた金額を投資する」方法で、代表的なものに「純金積み立て」がある。
主に大手商社が取り扱っているが、毎月3000円でも5000円でも自分で決めておいて買っていく。
ご存知のように金に限らず何でも値段の振幅はあるが、その時の値段に惑わされることなく毎月コツコツと積み上げていくのである。
「今日は日経平均が下がってしまった」なんて気にしない。
定期預金感覚で積み立てていくのである。
今、オレの手元に興味深い資料がある。
これはあるファンドに2001年から6年間、ドルコスト平均法を使って毎月3万円を投資した結果の実例である。
それによると、5年5ヶ月間で投資した金額は198万円で、現在の時価は約276万円。
実に却・6%のリターンである。
勿論、どのファンドに投資しても同じ結果が得られるわけでもないし、途中で解約した場合はパフォーマンスが落ちることはあるが、それにしても驚異的な数字である。
ここまで読んだら勘の良い方はすぐにわかると思うが、ドルコスト平均法は長期の投資方法である。
最低でも3年から5年の範囲で考える必要がある。
オレみたいにすぐにリターンを欲しがる欲張りには向いてないが、資産を形成していく上ではかなりお勧めの方法である。
考えてみよう。
子供が小学校に入学する8歳で学資保険を積み立てて四歳までの数年間でいくらのリターンがある?その間にインフレ率でも上がった日には目も当てられない結果になる。
子供の教育資金でも構わないし、あるいは自分達の老後のためにでも投資のことは勉強しておこう。
しかし「どの投信がお勧めか?」って質問には答えかねないので日経新聞の投信欄で目を皿のようにして探してみよう。
きっとあなたにあった投信が1本くらいは見付かるはずである。
話は少しズレるが、数年前に「ビッグパン」って言葉が流行ったのを覚えておられるだろうか?金融、証券の垣根がなくなり銀行の窓口でも投信が販売できるようになった、と大騒ぎしていた「金融ビッグパン」のことである。
それは、そんなに大騒ぎするほどのことなのか不思議に思っていた。
ビッグパン以前は証券と銀行の壁は高く、証券会社は銀行の業務はできず、銀行もまた証券の取次業務には参入できなかった。
それがビッグパンで可能になったのである。
今や、スーパーが銀行を作ったり、旅行会社が証券会社を作ったりと何でもありである。
どこもがサービスを競い合い、利用するほうとすれば便利になったが、反面、投信に関しては「手数料と報酬をぼったくるところが増えただけ」のようにしか感じられない。
株や投信に興味がない人でも行きつけの銀行の窓口で販売されたら、つい信用して購入してしまう人もいるだろう。
大切なお金を運用するからにはよく研究して購入しよう。
その頃オレは、友人にある予言をした覚えがある。
それは「ビッグパンを期に、某輸入車ディーラーがキヤデイラックをドルで売り出すのではないか。
それに付随してどこかの銀行がドルのロ−ンを始める。
そしてオレは円高を見計らってキャディに乗る」と。
しかし残念なことに、今のところ予言は大外れしている。
もっとも、オレの予言なんて誰も覚えていないのでおかげで恥をかかずに済んでいる。
いたところで「ウチはオプションなんて関係ない」って方もいるかも知れない。
オプション(以下OP)とは、ヵ−ディーラーに行って「ナビを付けろ、サンル−フにしろ」とかの話ではない。
また、新築マンションで「カウンターは南向きにしてちょうだい」とか「コンセントをこっちにももう一つ」とかの話でもない。
それらもオプションには違いないが、そんなことを書きたい訳ではない。
opとは権利のことである。
歴史を探ってみると、この世で初めてオプション取引がなされたのは、古代ギリシャの哲学者でタ−レスという人がオリーブの豊作を予想して冬の聞にオリーブの実を搾る機械を使う権利を取引したのが初めとされている。
その後も自分達の知らないところ、あるいは知っていたとしても「オプション取引である」と意識しないところで一般生活の中に入り込んできている。
ここでは権利の売買であるOPを説明していこう。
さて、権利の売買とは小難しく聞こえるが、オレ達の生活にも密着したことなのでサプリクイズを考えるが知り脳みそを柔らかくして考えてみよう。
まず、opで一番有名なのは「日経平均OP取引」である。
これは大きく分けて2種類ある。
一つは、買う権利を取引する「コ−ルOP」。
もう一つは、売る権利を取引する「プットOP」に分けられる。
最初に「コ−ルOP(以下コ−ルこから説明してみよう。
コールは買う権利を取引することだ。
取引と言うからには売り手と買い手が存在する。
もう一つ重要な「権利行使価格」と呼ばれるものがある。
この権利行使は後でも出てくるので覚えておこう。
日経平均OPを例に話を進めると、権利行使価格1万円のコ1ルがあったとしよう。
コールは買う権利だから、この先日経平均が値上がりすると考えれば買い手はOP料を払って買う権利を購入する。
売り手は買う権利を売却して買い手が払ったOP料をいただく。
これで取引成立だ。
その後、日経平均が1万1000円に値上がりしたとしよう。
買い手はいくら株価が値上がりしようとも1万円で買う権利を持っているから、その権利を行使できる。
差額の1000円から先に払ったOP料と手数料を引いた額が買い手の利益になる。
反対に売り手は、買い手が権利行使するとそれに応じる義務がある。
買い手の権利行使を「オレは知らない、そんな金を払うのは嫌だ」は通用しない。
この場合では1000円プラス手数料から先にいただいたOP料を引いた額が売り手の損になる。
では、日経平均が1万円から動かなかった場合や反対に下がった場合はどうなるか?その時は、買い手は権利を行使できないで権利を放棄することになる。
権利を放棄したところで損は最初に払ったOP料だけで済む。
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